【港区】乃木坂_原状回復義務なし・敷金ゼロ|赤坂のセットアップオフィス
賃料 1,500,000円 /月
30.0坪
更新日:2026.08.06
港区で初めてオフィス移転を検討している経営者の方にとって、「居抜きオフィス」と「セットアップオフィス」のどちらを選ぶべきかは、移転コストを大きく左右する重要な判断ポイントです。結論からいうと、初期費用を最も抑えやすいのは居抜きオフィスです。前テナントの内装・会議室・什器・設備をそのまま活用できる場合、内装工事費や家具購入費を大きく削減でき、入居までの準備期間も短縮しやすくなります。
一方で、3年程度の総コストで見ると、セットアップオフィスの方が費用を読みやすいケースもあります。居抜きオフィスは初期費用を抑えやすい反面、既存内装が自社の働き方に合わない場合の追加工事費や、退去時の原状回復費が想定以上にかかる可能性があるためです。新橋・虎ノ門、赤坂、六本木、浜松町・田町など、港区はビジネス拠点として人気が高く、賃料や移転関連費用も高くなりやすいエリアです。そのため、内装工事費を抑えながらスピーディーに入居できる居抜きオフィスや、内装・会議室・什器があらかじめ整ったセットアップオフィスを比較して検討する企業が増えています。
オフィス検索ネットでは、港区を中心に、敷金なし・礼金なし・什器付き・会議室付き・原状回復義務なしなど、移転コストを抑えやすい物件提案を行っています。これまでの物件提案でも、内装工事費・什器購入費・入居時費用を抑えたい企業様からの移転相談に対応してきました。本記事では、港区で居抜きオフィスを探す企業様に向けて、一般賃貸オフィス・セットアップオフィス・居抜きオフィスの違い、初期費用・月額費用・退去費用の比較、30坪を想定した3年総コスト、エリア別の募集傾向、内覧時のチェックポイントまでわかりやすく解説します。自社に合うオフィス形態を判断し、無駄なコストを抑えた移転を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

近年、東京都港区において居抜きオフィス物件を買い求める企業が急速に増加しています。港区は日本有数のビジネスエリアであり、スタートアップ企業から大手企業、外資系企業まで多種多様な企業が集積する地域です。そのような好立地でありながら、従来のスケルトン(原状回復された状態)からのオフィス開設ではなく、既存の内装や設備を引き継げる居抜き物件を選ぶ企業が増えている背景には、社会的・経済的な要因が大きく関係しています。
居抜きオフィスのニーズが高まっている最大の要因として、昨今の建築資材費や人件費の高騰による内装工事費の増大が挙げられます。ゼロからオフィスをレイアウト・内装施工する場合、坪単価あたりの工事費用は従来の水準よりも大幅に上がっており、企業にとって大きな資金的負担となっています。特に港区などの一等地では物件賃料自体も高水準であるため、初期費用を可能な限り圧縮したいと考える企業が居抜きオフィスへ注目しています。
テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークの定着に伴い、オフィスの役割や必要な面積を見直す企業が増加しています。従来の全社員分の固定席を設ける働き方から、フリーアドレスやミーティングスペースを中心としたレイアウトへ変更する動きが活発化しました。この移転・縮小(ダウンサイジング)の際、ゼロから内装を作るのではなく、自社の希望に近いレイアウトが残された居抜き物件を活用することで、スマートかつタイムリーにオフィスの再構築を進めることが可能です。
新橋、虎ノ門、赤坂、六本木、青山など、港区内の主要ビジネス街に拠点を構えることは、企業の信用力向上や優秀な人材の採用において大きなアドバンテージとなります。しかし、新規開設や移転において内装工事に数ヶ月の期間を要すると、その間の二重賃料の発生や事業機会の損失につながります。居抜きオフィスを活用すれば、工事期間を大幅に短縮し、港区という好立地で迅速に業務を開始できるため、スピード感を重視する企業から高く評価されています。
|
変化の要因 |
従来のオフィス移転 |
現在の港区居抜きオフィス選定 |
|
工事コスト |
スケルトン施工により初期費用が高額化しやすい |
既存設備を活用し初期施工コストを削減 |
|
開設期間 |
設計や施工の手順が多く、入居まで長期間を要する |
施工工程を大幅に短縮し短期間で開設が可能 |
|
オフィスの役割 |
全社員分の固定席確保を前提とした広さが必要 |
柔軟な働き方に対応した規模・レイアウトへの最適化 |

居抜きオフィスとは、前テナントが使用していた内装や設備、家具(什器)などを解体・撤去せず、そのままの状態で引き継いで賃貸契約を結ぶオフィス物件のことです。
通常、オフィスの退去時には原状回復義務によりスケルトン状態(内装や設備をすべて撤去した状態)へ戻すのが一般的ですが、居抜き物件では前テナント・新テナント・ビルオーナー(貸主)の三者間で合意を形成し、内装や設備を残したまま受け渡しが行われます。
居抜きオフィスの最大の特徴は、前テナントが施工した受付や会議室、パーテーション、照明・配線設備などをそのまま引き継いで活用できる点にあります。
内装や設備の引き継ぎにあたっては、無償で譲渡されるケースだけでなく、造作譲渡契約を結んで有償で引き取るケースもあります。エアコンや照明機器などの設備面に加えて、オフィス家具(デスクやチェア、書庫など)が残されている物件もあり、自社のレイアウト構想と合致すれば、新設にかかる初期費用と移転期間を大幅に削減できます。
居抜きオフィスと混同されやすい物件タイプとして「セットアップオフィス」があります。両者の決定的な違いは、内装や設備を誰が設置・用意したかという点です。
セットアップオフィスは、ビルオーナー(貸主)が費用を負担してあらかじめ高品質な内装や会議室、什器などをセットした状態で募集・賃貸している物件を指します。これに対して居抜きオフィスは、あくまで前テナント(前の借主)が残した内装や設備を引き継ぐ物件です。
セットアップオフィスは新品で洗練されたデザインの内装を利用できる反面、内装建築費が月額賃料(坪単価)に上乗せされて比較的高めに設定される傾向があります。
オフィス移転では、入居時にかかる初期費用だけでなく、毎月の賃料や共益費、退去時に発生する原状回復費用まで含めて比較することが重要です。
特に港区のように賃料水準が高いエリアでは、初期費用だけを見て判断すると、月額費用や退去費用を含めた総コストで想定以上の負担になるケースがあります。
一般賃貸オフィス、セットアップオフィス、居抜きオフィスの費用面の違いを整理すると、以下のようになります。
|
比較項目 |
一般賃貸オフィス |
セットアップオフィス |
居抜きオフィス |
|
初期費用 |
高くなりやすい |
抑えやすい |
最も抑えやすい場合がある |
|
主な初期費用 |
敷金・礼金・仲介手数料・内装工事費・什器購入費 |
敷金・礼金・仲介手数料が中心。内装工事費や什器費用は抑えやすい |
敷金・礼金・仲介手数料に加え、造作譲渡費が発生する場合がある |
|
月額費用 |
標準的 |
内装費が賃料に反映され、やや高めになる場合がある |
通常賃料に近い場合が多いが、物件条件による |
|
退去費用 |
原状回復費が高くなりやすい |
契約条件により比較的見通しやすい |
前テナント施工分まで原状回復義務を負う場合は高額化する可能性がある |
|
コスト面の特徴 |
自由度は高いが、入居時・退去時ともに費用がかかりやすい |
初期費用と使いやすさのバランスが良い |
既存内装が合えば初期費用を大きく抑えやすい |
|
向いている企業 |
自社専用のレイアウトを一から作りたい企業 |
すぐ使える内装や会議室を重視したい企業 |
とにかく初期費用を抑えたい企業、既存内装を活用できる企業 |
このように、初期費用だけで見ると居抜きオフィスが有利になりやすい一方で、退去時の原状回復範囲によっては将来的な費用負担が大きくなる可能性があります 。
一方、セットアップオフィスは月額賃料がやや高めに設定される場合がありますが、内装工事費や什器購入費を抑えやすく、退去条件も比較的確認しやすいため、総コストを見通しながら移転したい企業に向いています。
そのため、港区でオフィスを探す際は、単純に「居抜きだから安い」「セットアップだから高い」と判断するのではなく、初期費用・月額費用・退去費用を合計した総コストで比較することが大切です。
オフィス移転では、入居時の費用だけでなく、3年程度の利用期間を想定して総コストを比較することが重要です。
ここでは、港区で30坪前後のオフィスを借りるケースを想定し、一般賃貸オフィス、セットアップオフィス、居抜きオフィスの3年総コストの考え方を整理します。
なお、以下は物件ごとの賃料・敷金条件・内装状態・原状回復範囲によって大きく変動するため、あくまで比較の考え方を示すモデルケースです。
|
比較項目 |
一般賃貸オフィス |
セットアップオフィス |
居抜きオフィス |
|
想定面積 |
30坪 |
30坪 |
30坪 |
|
初期内装工事費 |
高い |
低い |
低い〜中程度 |
|
什器・家具購入費 |
高い |
低い |
低い |
|
入居までの期間 |
長くなりやすい |
短い |
短い |
|
月額賃料 |
標準的 |
やや高めになりやすい |
標準的な水準に近い場合がある |
|
退去時費用 |
高くなりやすい |
契約条件により見通しやすい |
原状回復範囲によって高額化する可能性あり |
|
3年総コストの傾向 |
最も高くなりやすい |
バランスが良い |
条件が合えば最も抑えやすい |
|
向いている企業 |
自社専用の内装を一から作りたい企業 |
コストと使いやすさのバランスを重視する企業 |
初期費用を抑えて早く入居したい企業 |
より具体的に見ると、通常の賃貸オフィスは月額賃料が標準的であっても、内装工事費や什器購入費、退去時の原状回復費が加わるため、3年総コストでは高くなりやすい傾向があります。
一方、セットアップオフィスは、内装や会議室、什器があらかじめ整っているため、入居時の工事費を抑えやすい点がメリットです。月額賃料はやや高めになる場合がありますが、初期費用や準備期間を抑えられるため、総コストの見通しを立てやすい選択肢です。
居抜きオフィスは、既存の内装や什器をそのまま活用できる場合、初期費用を大きく抑えられる 可能性があります。ただし、前テナントの施工部分まで原状回復義務を負う契約になっている場合や、自社に合わない内装を修正する必要がある場合は、結果的に追加費用が発生することもあります 。
そのため、30坪前後のオフィスを3年利用する想定では、単純に「月額賃料が安い物件」を選ぶのではなく、以下の合計で比較することが重要です。
|
確認すべき費用 |
内容 |
|
入居時費用 |
敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用など |
|
内装関連費用 |
間仕切り工事・床壁天井工事・照明・空調・LAN配線など |
|
什器関連費用 |
デスク・チェア・会議テーブル・収納・受付什器など |
|
月額費用 |
賃料・共益費・管理費など |
|
退去時費用 |
原状回復工事費・残置物撤去費・造作解体費など |
結論として、初期費用を最も抑えやすいのは居抜きオフィスですが、3年総コストで見ると、退去費用や追加工事費の有無によって結果が変わります。
費用の読みやすさを重視する場合はセットアップオフィス、初期費用の削減を最優先する場合は居抜きオフィス、自社専用の内装を一から作りたい場合は一般賃貸オフィスが選択肢になります。
港区でオフィスを探す際は、物件ごとの賃料だけでなく、内装・什器・原状回復条件まで含めて比較することで、移転後の想定外の出費を防ぎやすくなります。

オフィスビルが多く集積する港区は、他エリアと比べて賃料や内装工事費が高水準になる傾向があります。その中で、前テナントの内装や設備を引き継ぐ居抜きオフィスを選択することには、費用や期間などの面で多くのメリットが存在します。港区で居抜きオフィスを選ぶ主なメリットについて詳しく解説します。
居抜きオフィスの最大ともいえるメリットは、初期費用における内装工事費を大幅に削減できる点です。一般的なスケルトン物件の場合、間仕切り壁の設置や照明・空調工事、床・壁の仕上げ作業など、坪単価当たり15万円から30万円以上の施工費用が発生することも珍しくありません。
港区のハイグレードビルやデザインオフィスの場合、ゼロから内装を構築すると施工費用が高額になりやすいですが、居抜き物件であれば既存の内装やインフラをそのまま利用できます。必要最低限の壁紙貼り替えやサイン変更のみで済む場合も多く、開設コストを劇的に抑えることが可能です。
|
比較項目 |
一般賃貸オフィス(スケルトン) |
居抜きオフィス |
|
内装・設備工事費 |
坪当たり約15万〜30万円以上(高額になりやすい) |
既存設備を活用するため大幅に圧縮可能 |
|
入居までの準備期間 |
約3〜6ヶ月(レイアウト設計・施工) |
約1〜2ヶ月(契約完了後スムーズに入居可能) |
|
什器・家具の購入コスト |
デスク、チェア、会議用テーブルなどを新調 |
残置物の什器や家具を再利用可能 |
スケルトン状態からオフィスをセットアップする場合、レイアウトの設計、ビル管理会社や施工業者との調整、実際の工事に至るまで数ヶ月単位の準備期間を要します。急な移転や事業拡大に合わせた迅速な拠点開設が求められる企業にとって、この準備期間は大きなタイムロスとなります。
居抜きオフィスであれば、基本的なレイアウトや会議室、電気・通信配線が整っているため、契約締結から短い期間で事業を開始できるメリットがあります。事業スピードを最重視するスタートアップ企業や、港区への新規進出を検討している企業にとって非常に有効な選択肢です。
港区に位置するオフィスは、企業イメージや採用活動を意識して、デザイン性の高い受付や会議室、質の高いオフィス家具・什器を備えている物件が多く見られます。
居抜きオフィスを選択することで、前テナントが設置した高品質な会議室や造作壁、デスク、ワークチェア、テレカンブースなどをそのまま継承できるケースがあります。自社でゼロから揃えると高額になる設備や家具を譲り受けることで、初期投資を抑えつつ上質なオフィス環境を構築することが可能です。
賃貸オフィスを退去する際は、原状回復工事(入居時の状態に戻す工事)を行う義務が発生します。スケルトンで借りた場合はスケルトン状態に戻す必要があるため、退去時にも多額の工事費用がかかります。
居抜き物件の場合、「退去時も居抜き状態で次テナントへ引き継ぐことが可能か」あるいは「スケルトンまで戻す必要があるか」といった原状回復の範囲や条件を契約時に明確化しやすいのが特徴です。入居時だけでなく将来的な退去コストの予測を立てやすくなり、中長期的なオフィス運用のリスクを軽減できます。

港区はIT企業やコンサルティングファーム、スタートアップなどが集中するエリアであり、洗練された内装や高機能な設備を備えた居抜き物件が豊富に流通しています。しかし、居抜きオフィスは既存の設備や内装をそのまま引き継ぐため、引き渡し後のトラブルを防ぐための事前の確認が極めて重要です。ここでは、港区で居抜きオフィスを選ぶ際に必ず確認すべき5つの注意点を詳しく解説します。
居抜き物件の契約において最もトラブルが起きやすいのが、どの設備が残置物であり、どの設備が貸主所有の設備なのかという区分の曖昧さです。
|
区分 |
概要 |
主な対象設備 |
注意すべきポイント |
|
貸主所有設備 |
ビルのオーナーが所有・管理する設備 |
ビル標準の空調、照明、防災設備など |
故障時の修繕費用は原則として貸主負担となります。 |
|
前テナントの残置物 |
前テナントが設置し、新テナントへ無償譲渡される設備 |
造作壁、追加エアコン、LAN配線、什器など |
引き継ぎ後の故障や不具合の修繕・処分費用は原則として新テナント負担となります。 |
特に空調の容量や追加設営されたインフラ機器に関しては、動作確認の実施時期や所有権の所在を造作譲渡契約書に明確に記載しておくことが必要です。
前のテナントが残したオフィス家具(デスク、チェア、キャビネットなど)を利用できる点は居抜き物件の大きな魅力です。しかし、見た目が美しく見えても動作や耐久性に問題がある場合があります。
オフィス家具を引き継ぐ際は、以下の項目を実際に触って確認することが大切です。
オフィスチェアの昇降機能およびリクライニング機能が正常に作動するか確認します。デスクのガタつき、天板のキズや汚れ、配線ダクトの状態もくまなくチェックしましょう。また、キャビネットや鍵付き書庫については、鍵の有無および施錠状態を確実に確認することが重要 です。
不要な家具が含まれている場合は、入居前に前テナントの負担で撤去してもらえるよう交渉しておくことで、余計な処分費用やスペースの圧迫を防ぐことができます。
港区の居抜き物件には、前テナントが施工したデザイン性の高い会議室やオンライン会議用のテレカンブース(Web会議用個室)がそのまま残されているケースが多く見られます。しかし、部屋の数やサイズが自社の運用実態に合っているかどうかの見極めが必要です。
会議室の遮音性や防音性能についても事前の確認が欠かせません。造作壁の防音対策が不十分な場合、重要度の高いミーティングや採用面接の会話が外部へ漏れてしまうリスクがあります。内覧時には実際に室内に入り、音漏れの有無や換気設備の作動状況、空調の効き具合をしっかりと確認することをおすすめします。
居抜き物件に入居する場合、将来退去する際の原状回復義務(復旧範囲)がどのようになっているかを契約前に確認することは必須です。
一般的に居抜きで入居した場合、前テナントが施工した内装や設備も含めて、スケルトン状態(またはビル標準仕様)まで戻して退去する義務を新テナントが引き継ぐ契約パターンが多く存在します。
|
原状回復の継承パターン |
内容 |
費用・リスク面での影響 |
|
前テナント施工分も引き継ぐ |
引き継いだ内装・設備すべてを退去時に解体・撤去する |
退去時の原状回復費用が高額になるリスクがあります。 |
|
自社追加施工分のみ |
入居後に自社で追加した施工・設備のみを原状回復する |
退去費用を大幅に削減できますが、貸主の承諾が必要です。 |
賃貸借契約書および原状回復に関する特約条項をしっかり読み込み、退去時の負担範囲が明確に規定されているかを不動産仲介会社へ確認することが大切です。
既存の内装デザインやレイアウトが、自社の企業ブランディングやワークスタイルにフィットしているかどうかも重要な判断基準です。
港区エリアでは先進的なデザインやオープンなフリーアドレス空間を意識した内装が多く見られますが、自社の業務形態が「固定席中心」「機密性の高い個室が必要」といった場合、かえって使いづらくなる可能性があります。
レイアウトの変更や大規模な改修を行う場合、結果としてゼロから内装工事を行うのと変わらない費用がかかってしまうケースもあるため、そのまま活用できる割合を冷静に試算することが成功へのポイントです。

港区はエリアごとに集積する産業や企業の属性が大きく異なり、市場に流通する居抜き物件の内装デザインやレイアウトの傾向にも明確な違いが見られます。自社の業種や働き方に合ったエリアの特徴を把握しておくことが、理想的な居抜きオフィスを効率よく探すための鍵となります。ここでは、港区内の主要5エリアにおける居抜き物件の傾向と探し方を詳しく解説します。
新橋・虎ノ門・御成門エリアは、日本有数のビジネス街であり、大手企業の本社や士業事務所、コンサルティング会社が数多く拠点を構えています。このエリアで流通する居抜きオフィスは、信頼感や重厚感を重視したエントランスや、プライバシーに配慮した個室型の会議室・応接室が完備された物件が多い点が特徴です。
来客対応が多く厳格な仕切りを必要とする士業やBtoB企業にとって、工事費用を大幅に抑えて即入居できる物件が見つかりやすいエリアです。大型再開発に伴うビルの建て替えや移転も多いため、まとまった坪数の上質な居抜き物件が市場に出るタイミングを逃さずチェックすることが大切です。
|
チェック項目 |
新橋・虎ノ門・御成門エリアの傾向 |
|
主な集積業種 |
士業(弁護士・税理士等)、コンサルティング、金融、大手企業グループ |
|
居抜き内装の特徴 |
個室型の会議室・応接室完備、重厚感のある受付、仕切りが多いレイアウト |
|
探索のポイント |
再開発エリア周辺のビル移転情報を早期に把握することが鍵 |
赤坂・溜池山王エリアは、官公庁へのアクセスが良く、外資系企業や大手メディア、広報・PR代理店、IT関連企業が集積するエリアです。このエリアの居抜きオフィスは、グローバル企業や成長企業が退去したハイグレードな内装や、最新のWeb会議環境を備えた物件が豊富に揃っています。
オープンなミーティングスペースと個室型の会議室がバランスよく配置されたレイアウトが多く、多様な働き方に対応しやすいのが魅力です。内装資産の価値が高いため、工事費用の削減効果を特に実感しやすいエリアと言えます。
|
チェック項目 |
赤坂・溜池山王エリアの傾向 |
|
主な集積業種 |
外資系企業、メディア・PR、ITサービス、国際法務 |
|
居抜き内装の特徴 |
ハイグレードな受付・ラウンジ、Web会議用ブース、カフェスペース併設 |
|
探索のポイント |
企業の事業拡大・縮小に伴う退去予告情報をいち早くキャッチする |
六本木・麻布エリアは、ITベンチャーやスタートアップ、デザインや映像制作といったクリエイティブ企業が集まる先進的なゾーンです。居抜き物件の傾向としては、フリーアドレスに対応したオープン空間や、デザイン性に優れたおしゃれな内装がそのまま残されているケースが多いことが挙げられます。
執務エリアとリフレッシュエリアのメリハリが効いたレイアウトや、テレカンブースがあらかじめ設置されている物件も多く見られます。自社のブランドイメージや社風に合わせたスタイリッシュな空間を居抜きで手に入れたい企業に適しています。
|
チェック項目 |
六本木・麻布エリアの傾向 |
|
主な集積業種 |
IT・Webベンチャー、スタートアップ、クリエイティブ・デザイン、エンタメ |
|
居抜き内装の特徴 |
フリーアドレス仕様、スケルトン天井・洗練された照明、テレカンブース |
|
探索のポイント |
スタートアップの拡大移転に伴うスピード感のある居抜き物件情報に注目する |
青山・表参道エリアは、アパレル、美容、建築・インテリア、ブランディング代理店などの流行発信企業が好んで拠点を置くエリアです。このエリアで募集される居抜きオフィスは、意匠性の高い造作やショールーム・展示機能を備えたこだわりの内装が多いのが最大の特徴です。
来客時の第一印象を高める洗練されたエントランスや、自然光を取り入れた開放的な空間デザインが施された居抜きオフィスが流通しています。デザインへのこだわりが強い企業であっても、ゼロから工事をすることなく低コストで理想的なオフィス環境を確保できます。
|
チェック項目 |
青山・表参道エリアの傾向 |
|
主な集積業種 |
アパレル、コスメ・美容、デザイン事務所、ブランディング、マーケティング |
|
居抜き内装の特徴 |
高いデザイン性、ショールーム・展示スペース併設、木目調やコンクリート打ちっぱなしの内装 |
|
探索のポイント |
低層ビルやデザイナーズ物件を含め幅広く物件情報を探す |
浜松町・田町・芝浦エリアは、羽田空港や品川駅へのアクセスが良好で、メーカー、インフラ、IT系企業や物流関連など幅広い業種が集まるエリアです。湾岸部の再開発も進行しており、選択肢が非常に豊富です。このエリアの居抜き物件は、実用性とコストパフォーマンスに優れた汎用性の高いレイアウトが充実している傾向があります。
20坪から50坪程度の標準的な小規模オフィスから、100坪を超える大型の居抜き物件までバリエーションが幅広く、港区内では比較的賃料帯のバランスが取れているため、事業規模に応じた柔軟な物件探しが可能です。
|
チェック項目 |
浜松町・田町・芝浦エリアの傾向 |
|
主な集積業種 |
メーカー、IT・システム開発、人材サービス、物流・貿易 |
|
居抜き内装の特徴 |
標準的な会議室レイアウト、執務スペース重視のシンプルな内装、高い汎用性 |
|
探索のポイント |
坪数と賃料のバランスを意識しつつ、駅徒歩圏内の好立地物件を狙う |

港区は多様な規模・業種の法人が拠点を構えるエリアであり、働き方の変化や移転コスト削減の観点から、居抜きオフィスやセットアップオフィスの需要が高まっています。港区内で条件に合う物件を見つけるためには、現在の市場でどのような条件の物件が多く募集されているかという最新動向を把握しておくことが重要です。ここでは、港区における最新の募集傾向について解説します。
現在、港区の居抜きオフィス・セットアップオフィス市場で特に需要と供給が集まっているのが、20〜30坪台の小規模なオフィス物件です。テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークの定着により、オフィスの適正サイズを見直してコンパクトな空間へ移転する企業が増加しています。
20〜30坪台の物件は、従業員10〜20名程度の企業やスタートアップの拠点として高い人気を集めています。市場に出ると早期に成約に至るケースが多いため、タイムリーな情報収集が欠かせません。
内装工事にかかる期間やコストを最小限に抑えたいというニーズから、会議室やデスク・チェアなどの什器があらかじめ設置されている物件の募集が増えています。特にWeb会議用のフォンブースや内装が施された執務スペースを備えたセットアップオフィスは、開設までのスピードを重視する企業に選ばれています。
前テナントが設置した内装や家具をそのまま引き継いでいる居抜き物件においても、造作譲渡の条件が柔軟な物件が見られ、初期の設備投資を大幅に削減したい企業にとって魅力的な選択肢となっています。
港区内の居抜き・セットアップオフィスでは、主要駅から徒歩5分圏内という交通利便性に優れた物件が中心となっています。新橋、虎ノ門、赤坂、六本木をはじめとする主要ビジネス街において、優秀な人材の採用強化や従業員の出社率向上を目的として、立地を妥協しない物件選びが行われています。
オフィス移転における手元資金の圧迫を避けるため、敷金(保証金)の減額や敷金ゼロ・礼金ゼロ等の条件が設定された物件が増加傾向にあります。一般的な賃貸オフィスでは月額賃料の複数ヶ月分にあたる保証金が求められますが、保証会社を活用したプランを導入するビルオーナーが増加しています。
また、一定期間の賃料が免除されるフリーレントが設定された物件も多く、内装工事費の削減効果とあわせて移転にかかる初期費用を抑えやすい環境が整っています。
港区における居抜き・セットアップオフィスの主な募集傾向をまとめると以下の通りです。
|
募集傾向のテーマ |
市場の動向と特徴 |
主なターゲット・ニーズ |
|
20〜30坪台の小規模オフィス |
オフィスの適正化・縮小移転に伴う需要が集中。 |
スタートアップ、従業員10〜20名規模の企業。 |
|
会議室付き・什器付き物件 |
内装造作やWeb会議ブース、家具が完備された募集が増加。 |
早期開設を狙う企業、内装工事費を削減したい企業。 |
|
駅徒歩5分以内の立地物件 |
主要ビジネスエリアの駅から近い利便性の高い物件が主流。 |
採用活動を強化したい企業、通勤利便性を高めたい企業。 |
|
初期費用軽減の契約条件 |
保証金減額プランの導入やフリーレント付き物件の充実。 |
移転時の手元資金を確保したい企業、コスト重視の企業。 |

オフィス検索ネットでは、港区内の主要エリアにおいて多様なニーズに応える居抜きオフィス物件を多数掲載しています。ここでは、実際に取り扱いのある代表的な居抜きオフィスの掲載例を紹介します。
港区で居抜きオフィスを探す場合は、既存内装や什器を活用できるかだけでなく、会議室の有無、テレカンブース、ラウンジ、敷金・礼金、入居までのスピードもあわせて確認することが重要です。ここでは、オフィス検索ネットに掲載中の港区の居抜きオフィス例を一部紹介します。
オフィス検索ネットに掲載されている港区居抜き物件の主なスペック例を以下にまとめました。
|
物件タイプ・エリア |
想定坪数 |
引き継ぎ可能な主な設備・什器 |
おすすめの企業規模・業種 |
|
新橋・虎ノ門(ビジネス特化型) |
40〜60坪 |
会議室(1〜2室)、Web会議ブース、執務デスク・チェア、オフィスLAN |
士業、コンサルティング、既存企業の移転 |
|
赤坂・六本木(デザイン重視型) |
30〜50坪 |
デザイン造作エントランス、ガラス仕切り会議室、カウンター什器、照明機器 |
IT・Web関連、クリエイティブ、スタートアップ |
|
浜松町・田町(コスト重視型) |
20〜30坪 |
造作会議室(1室)、基本照明、エアコン、一部オフィス家具 |
設立間もない企業、小規模拠点、コスト重視企業 |

港区で居抜き物件を内覧する際は、図面や写真だけでは把握できない実際の設備状態や運用のしやすさを現地で入念に確認することが大切です。引き継いだ設備をそのまま活用できるかがコスト削減の鍵となるため、現地でチェックすべき具体的なポイントを詳しく解説します。
前テナントが設置した会議室や個室ブースがある場合、壁の遮音性や防音性能を確認しましょう。天井まで壁が達していないパーテーション構造の場合、声が上部から漏れて機密情報やオンライン会議の音声が外に響いてしまうケースがあります。
また、個室ごとにエアコンの温度調節が可能な個別空調か、または吹出口やスイッチが適切に配置されているかも重要です。部屋を区切ったことで空調が行き渡らず、特定の部屋だけが暑い・寒い状態にならないか実際に室内に入って確認してください。
オフィス内で使用するパソコンやモニター、複合機などの増設に対応できるよう、コンセントの位置と数量、電気容量を確かめます。フリーアクセスフロア(OAフロア)内部の配線が乱雑になっていないか、LANケーブルが断線していないか床の一部を開けて確認させてもらうと安心です。
自社の社員数や使用するIT機器に対して受電容量が不足していると、ブレーカーが落ちやすくなったり増設工事が必要になったりするため、分電盤の容量や回路数も併せてチェックしましょう。
引き継ぐ予定の内装造作やデスク、チェア、キャビネットなどの什器は、傷や汚れ、ガタつき、動作不良がないかを細かくチェックします。特にキャビネットの鍵の有無や、電動昇降デスク、会議用モニターなどの電化製品が正常に動くかどうかの確認が必要です。
前テナントが間仕切り(パーテーション)を変更した際、消防法に基づく火災報知器やスプリンクラー、非常用照明が適切に増設・配置されているかを確認します。間仕切りによって未警戒区域が生じている場合、入居後に自社負担で消防設備の改修工事を行わなければならないリスクがあります。
専有部だけでなく、エレベーターの基数や稼働状況、エントランスのセキュリティ設備、トイレや給湯室などの共用部の清潔さもチェックしましょう。来訪者が多い港区のオフィスでは、ビル全体の印象や管理が行き届いているかが企業イメージにも直結します。
現地内覧時にスムーズに確認を進めるため、主なチェック項目を表にまとめました。
|
確認エリア |
チェックポイント |
現地での確認方法・注意点 |
|
会議室・個室 |
遮音性・防音性・空調の効き |
部屋のドアを閉めて室内外で会話音の漏れを確認する。エアコンのスイッチを入れて風量・温度変化を調べる。 |
|
配線・電気 |
OAフロア・コンセント・分電盤容量 |
床下配線の状態を目視確認する。ブレーカーのアンペア数や回路数を確認する。 |
|
残置物・什器 |
家具の破損・鍵の有無・電化製品の稼働 |
引き出しや扉を開閉し、鍵が揃っているか確認する。モニターや照明は通電確認を行う。 |
|
消防・防災 |
感知器・スプリンクラー・誘導灯の位置 |
間仕切りで区切られた各部屋に火災感知器やエアコンの吹出口があるか天井を見上げて確認する。 |
|
セキュリティ・共用部 |
入退室管理・トイレ・エレベーター |
解錠方法(ICカード・暗証番号など)を確認する。共用部の清掃状況やゴミ置き場の管理状態を見る。 |

港区で自社の希望条件に合致する居抜きオフィスを効率よく見つけるためには、一般的な賃貸物件とは異なる収集アプローチと事前準備が不可欠です。競合が多い港区の人気エリアでは、情報収集のスピードと適切なルートの選択が成否を分けます。
まずは居抜き物件やセットアップオフィスを専門に扱うオフィス検索サイトを活用しましょう。エリア(港区内の細かな地区)、坪数、賃料だけでなく、「会議室あり」「什器付き」「Web会議ブース完備」といった具体的な設備条件で細かく絞り込んで検索することが可能です。
港区の優良な居抜き物件は、前テナントの退去時期や情報公開タイミングの都合上、Web上に公開される前に成約が決まる非公開物件も少なくありません。オフィス移転に強い仲介会社へあらかじめ希望条件(エリア、規模、予算、入居希望時期)を登録しておくことで、水面下で動いている最新情報を優先的に案内してもらえます。
条件に合う物件を効果的に探すために、主な探索ルートの特徴を比較して自社に合った方法を組み合わせましょう。
|
探す手段 |
メリット・特徴 |
注意点 |
おすすめの活用シーン |
|
専門ポータルサイト |
手軽に豊富な物件を比較・検索できる |
好条件の物件は掲載後すぐに埋まりやすい |
市場の相場感の把握や初期の選択肢洗い出し |
|
居抜き専門仲介会社 |
非公開物件や退去前の情報をいち早く入手できる |
担当者の提案力や実績に左右される場合がある |
条件が明確でスピード感を持って決定したい場合 |
|
ビルオーナー・管理会社への相談 |
特定のビルや限定エリアで直接交渉できる可能性がある |
居抜き対応の可否はオーナー方針に依存する |
ピンポイントで入居したい特定のビルがある場合 |
居抜きオフィスは前テナントの間取りや設備をそのまま活かすため、100%理想通りの物件に出会えるケースは極めて稀です。そのため、「絶対に譲れない条件」と「自社で改修・許容できる条件」を明確に整理しておくことが成功の鍵となります。
例えば、会議室の部屋数や駅からの距離は変更できませんが、家具の買い替えや簡単な壁紙・照明の変更であれば少額の工事で対応できます。条件に優先順位をつけることで、検討対象となる物件の幅が広がります。
港区内の駅近や内装クオリティの高い居抜き物件は、募集開始から数日で申し込みが入ることも珍しくありません。条件に合う物件を見つけた際、スムーズに内覧から申込みまで進められるよう社内決定フローを事前に確認・短縮しておくことが重要です。
予算の上限設定、社内決済者の承認ルート、入居希望時期をあらかじめ固めておくことで、競合他社に先越されるリスクを大幅に減らせます。

居抜き物件では、前テナントが設置した内装や設備も含めて次の入居者が原状回復義務を引き継ぐ契約が一般的です。退去時にスケルトン戻しが必要になるのか、あるいは居抜きでの退去が認められる可能性があるのかについて、事前に貸主(ビルオーナー)や管理会社へ確認しておくことが重要です。
造作譲渡によって引き継いだ設備や什器の修繕費・メンテナンス費は、原則として新しいテナントが負担することになります。ビルの標準設備と前テナントの残置物では責任区分が異なるため、所有権とメンテナンス義務の範囲を契約前に整理しておく必要があります。
|
設備の分類 |
主な該当設備 |
所有権 |
修繕費用負担 |
|
ビル付属設備 |
ビル標準の空調、ビル共有部の照明、警備設備など |
ビルオーナー |
ビルオーナー(通常使用による故障時) |
|
造作・譲渡設備 |
造作会議室、追加エアコン、テレカンブース、家具・什器など |
新テナント |
新テナント |
港区内の居抜き物件における造作譲渡料は、無償(0円)から数百万円程度まで物件によって大きく異なります。内装の経過年数や会議室のクオリティ、オフィス家具の有無、前テナントの退去スケジュールの都合によって金額が設定されます。築浅で状態が良い内装やハイグレードな什器が残る物件では、譲渡料が発生する傾向にあります。
一般的なオフィス移転では内装工事に2〜3ヶ月ほどかかりますが、居抜きオフィスであれば最短で約2週間〜1ヶ月程度で業務を開始できます。既存の内装や配線をそのまま活用できるため、移転準備にかかる期間を大幅に短縮することが可能です。
居抜き物件の契約では、ビルオーナーとの「建物賃貸借契約」に加えて、前テナントと新テナントの間で「造作譲渡契約」を締結するのが一般的です。譲渡物品の一覧表を作成し、譲渡対象に含まれる家具や設備の状態、引き渡し条件に相違がないかを相互に確認した上で手続きを進めます。

港区で居抜きオフィスを選ぶ最大のメリットは、初期費用の大幅な削減とスピーディーな入居が可能になる点です。新橋や赤坂、六本木といった人気エリアでも、前のテナントの内装や設備を活用することで、コストを抑えて快適な業務環境を構築できます。
一方で、引き継ぐ設備の範囲や原状回復義務の条件を事前にしっかりと確認しておくことが成功のポイントです。自社の働き方に合った物件を見極め、条件に合致する港区の居抜きオフィスを見つけましょう。
この記事を読んだ方に、おすすめの物件はこちらです。
ベンチャー企業や居抜き物件をお探しの方にぴったりの事務所をご紹介いたします。
気になる物件がございましたら、お気軽にご連絡ください。